2009年9月18日金曜日

アントニオ


猪木ではありません。
昨日は「アントニオ・チッテリオ」の講演を聴いてきました。

世界的な建築家・デザイナーのチッテリオ。
ミラノ・バリのブルガリホテルも彼の作品だし、家具だと「B&B」や「カルテル」などの製品を数多く手がけています。

正直私自身は彼に対して興味は全くなかったのですが、世界で活躍する「一流の人」の話は聞いてみたいと思い参加してきました。
(チッテリオ好きで、惜しくも今回の講演に外れた方には申し訳ないですね)

ほとんどが自身の作品を紹介する形式での講演だったため少しがっかりしましたが、その中でも「さすが世界的権威」と感じられる点もいくつかありました。

彼は「世界の変遷」を考えながらデザインすることがポリシーだそうで、したがって商品は「可変的」でならればならないと考えているそうです。

なので建築物でも「CHANGE OF USE」という古いものを新しい用途に作り変えるという企画・考えは好きなお仕事の1つだそうです。
(確かに彼のデザインの家具は機能的・可変的なものが多いです。ちなみに家具のデザインに関してはあまり好きな仕事ではないとおっしゃっていました。しかし僕の作品は売れるんだよねと。)

また昔から「世界のエコロジー」は大変意識されているようで、したがって「商品のライフサイクル」はある程度長くなければならない。
したがって「流行」を意識しすぎたデザインではなく、時代の半歩だけ先を行く、無駄を省いたデザインをモットーにしているそうです。

昨晩より広島に出張できており、良く行くお店で食事をしました。
そこで最後のお口直しで出てきたのが写真の「コンペイトウ」。

懐かしくないですか?

いつも予約を取るのが難しい広島の名店の1つです。

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