ここ数日は札幌に行っていました。
もうあちらの夜は相当肌寒かったですね。
今回の目的の1つは一人の男性スタッフの顔を見に行くためです。
そのスタッフO君は最近大阪から札幌のお店に転勤しました。
かなりの期待を込めて送り込んだのが約1ヶ月前。
「どれくらいチームにフィットしているだろうか?」
「チームにどれくらい良い影響を及ぼしてくれているだろうか?」
「単純に札幌での生活にはちゃんと慣れてきたかな?」
というような心配事を携えての訪問でした。
そして実際の彼を見て、上記心配は吹き飛びました。
想像・期待以上に早くフィットできており、たかが1ヶ月ですが、また成長した様子が見て取れました。
やはり「人は環境によって変わる」ということを再認識。
今後のO君の活躍が楽しみでしょうがありません・・・
って書くとプレッシャーだねっ!
今回の出張中に読んだ2冊
●成功は1日で捨て去れ (柳井正)
●ユニクロ思考術 (監修;柳井 正)
そうです、ユニクロ社長柳井さんの最新著書です。
前作「1勝9敗」を読ませてもらって、大変勉強になりましたが、今回も学ぶ点がふんだんにありました。
特に「成功は1日で捨て去れ」の方はこれまでの軌跡、そして経営哲学が書かれています。
「ユニクロ思考術」のまさに最後のページの1小節が、完全に「同感」と心に響くものでしたので、抜粋させていただき、当社スタッフの皆さんへのメッセージともさせてもらいます。
『人生の意味は、一人ひとりが仕事を通して発見し、作っていくものだと思う。
人間は社会的な動物であり、社会との関わりの中で生きていくしかない。
社会との関わりが一番強いものが仕事だとすれば、人生において仕事はもの凄く大事だ。
仕事を通して、色々な人と接して、その中で自分の人生の意味を発見していく。
それが仕事をするということだと思う。
悩まない人はいない。
みんな自分だけが悩んでいると錯覚して、他の人は悩んでいないように見えてしまう。
でも、全員が悩みながら仕事をやっていると思わなくてはいけない。
僕も昔はそうだったが、一人机の上で本を広げて考えていてもダメで、人と一緒に仕事をしながら体で感じていくことが重要だ。
現在、ぼくが働く理由のひとつになっているのは「社会の役に立ちたい」という思いである。
自分だけが儲かってもむなしい。
会社としても、個人としても「社会に貢献する」ことを求めなければいけないと思う。
人間が社会的動物である以上、その仕事が社会にとっても意味があるものでなければ、それは仕事として完結しないのではないだろうか。
世間のほとんどの人は「社会の役に立ちたい」と本気で求めてなどいない。
残念ながら、ユニクロでも三分の一ぐらいの社員は求めていないだろう。
でも、それを自分から求めていけば、より充実した仕事ができるし、より意味のある人生を生きることができる。
ぼくはそう考えている』
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