2009年10月4日日曜日

妄想力

週末は東京出張でした。

今回は池袋と原宿で打ち合わせがあったのですが、出張はこれまでだいたい平日が多いので、久しぶりの「週末の都会」を味わいました。

いやーやっぱりびっくりするぐらい人が多いですね。
特に原宿は「H&M」「FOREVER21」あたりは、歩くことさえままならないぐらいの人ごみでした。

大学生活4年+社会人生活3年の計7年東京には住んでいたから免疫があるはずなのですが、人ごみに酔いそうになりました。


以前当社MD企画室のブログで
「当社GMの行くところに有名人あり」というぐらい、GMは有名人と遭遇します」と書かれています。
http://www.livinghouse.co.jp/md-blog/#/detail/7428700904410049901

これは確かに本当のことなのですが、有名人に遭遇する「特殊能力」を私が携えているからでは決してありません。

要は「観察力」の問題だと自覚しています。

私は道を歩いている時に「ボォーっと」は歩いていません。
それは「常に何か悩み事・考え事をしながら歩いている」という意味ではなく、常に風景から視覚で捉える「情報」を頭にインプットしながら歩いているということです。

わかりにくいと思うので、少し具体的に書きます。

道を歩いていると色々なものが目に付きますよね。
例えば「歩いている人」「お店」「看板」・・・。

それら視覚から入ってくるものを常に視覚だけで捉えずに、何でも「脳」とつなげて拾い上げています。

例えば、向こうからカップルが歩いてくるとします。

そうするとその視覚で捉えたものを脳に送り込んで
「こういう格好をしたカップルはいったいどういう仕事をしている人なんだろう?」
「なぜ女の子がおしゃれなのに、男の方はダサいのか?」

はたまたラーメン屋さんが目に付いたら
「こんなところにお店を構えて、家賃をペイできるだけの売上が本当にあるのか?」
「いまいち人が入っていない店だけど、ここの店主はちゃんとライバル店の調査してるのかな?FCへの入会とか検討していないのかな?」

といった感じの「妄想」をします。

この妄想する力「妄想力(すこしかっこよく言うと知的創造力)」はビジネスをする上で非常に重要な能力の1つだと私は考えています。

それを実施するには「観察」が必要です。

そういう習性が身についてしまっているので、町を歩いていてもどんなことでも目に入ってきたものは「脳で分解処理する」ことをしてしまいます。


話を「なぜ有名人によく会うのか」ということに戻すと、上記のことから私は歩いている人をかなり見ているのです。
それも「人一倍」ではなく「人三倍」ぐらい。

なので他の人よりも有名人に会った事実に「気づく」能力が長けているのです。

だから私ほど飛行機・新幹線に良く乗っている人は本当は同じ割合で有名人にあっているはずなのです。
「原宿・青山・六本木」に行けば、本当は皆さん同じ割合で有名人にあっているのです。

今回もまた原宿で有名人に会いました。

原宿のあるストリート系の服屋さんの前で4人組の「スケボー兄ちゃん軍団」がたむろっていました。
よくよくみるとそのうちの一人がTOKIOの「長瀬智也」でした。

「妄想力」を鍛えれば、こういう特典がついてきます!

これまでの最高の特典は、昨年ロンドンのホテルのバーで「ヒュー・ジャックマン」に遭遇したこと、いやいや「気づいたこと」です。

ハリウッド俳優との遭遇という非現実的すぎる光景に、思わず握手を求めてしまいましたが、いい年こいて。









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