2009年10月30日金曜日
背伸び
時には
「身の丈にあわないことに挑戦する」
「身の丈にあわない人と会話を交わす」
「見の丈にあわないところへ食事に行く」
etc
要は「背伸びする」ということの必要性を感じるのです。
もちろんしすぎたらダメなので、その辺のニュアンスは難しいところなのですが。
城山三郎の言葉にも
『背伸びをして視野を広げていたら背が本当に伸びてしまうこともある』と。
なんでも「そこそこ」背伸びしましょうね。
2009年10月25日日曜日
人生の意味
もうあちらの夜は相当肌寒かったですね。
今回の目的の1つは一人の男性スタッフの顔を見に行くためです。
そのスタッフO君は最近大阪から札幌のお店に転勤しました。
かなりの期待を込めて送り込んだのが約1ヶ月前。
「どれくらいチームにフィットしているだろうか?」
「チームにどれくらい良い影響を及ぼしてくれているだろうか?」
「単純に札幌での生活にはちゃんと慣れてきたかな?」
というような心配事を携えての訪問でした。
そして実際の彼を見て、上記心配は吹き飛びました。
想像・期待以上に早くフィットできており、たかが1ヶ月ですが、また成長した様子が見て取れました。
やはり「人は環境によって変わる」ということを再認識。
今後のO君の活躍が楽しみでしょうがありません・・・
って書くとプレッシャーだねっ!
今回の出張中に読んだ2冊
●成功は1日で捨て去れ (柳井正)
●ユニクロ思考術 (監修;柳井 正)
そうです、ユニクロ社長柳井さんの最新著書です。
前作「1勝9敗」を読ませてもらって、大変勉強になりましたが、今回も学ぶ点がふんだんにありました。
特に「成功は1日で捨て去れ」の方はこれまでの軌跡、そして経営哲学が書かれています。
「ユニクロ思考術」のまさに最後のページの1小節が、完全に「同感」と心に響くものでしたので、抜粋させていただき、当社スタッフの皆さんへのメッセージともさせてもらいます。
『人生の意味は、一人ひとりが仕事を通して発見し、作っていくものだと思う。
人間は社会的な動物であり、社会との関わりの中で生きていくしかない。
社会との関わりが一番強いものが仕事だとすれば、人生において仕事はもの凄く大事だ。
仕事を通して、色々な人と接して、その中で自分の人生の意味を発見していく。
それが仕事をするということだと思う。
悩まない人はいない。
みんな自分だけが悩んでいると錯覚して、他の人は悩んでいないように見えてしまう。
でも、全員が悩みながら仕事をやっていると思わなくてはいけない。
僕も昔はそうだったが、一人机の上で本を広げて考えていてもダメで、人と一緒に仕事をしながら体で感じていくことが重要だ。
現在、ぼくが働く理由のひとつになっているのは「社会の役に立ちたい」という思いである。
自分だけが儲かってもむなしい。
会社としても、個人としても「社会に貢献する」ことを求めなければいけないと思う。
人間が社会的動物である以上、その仕事が社会にとっても意味があるものでなければ、それは仕事として完結しないのではないだろうか。
世間のほとんどの人は「社会の役に立ちたい」と本気で求めてなどいない。
残念ながら、ユニクロでも三分の一ぐらいの社員は求めていないだろう。
でも、それを自分から求めていけば、より充実した仕事ができるし、より意味のある人生を生きることができる。
ぼくはそう考えている』
2009年10月18日日曜日
ガトーフェスタ・ハラダ
2009年10月17日土曜日
2009年10月14日水曜日
ハマッています
●なるほど知図帳2009 世界
●なるほど知図帳2009 日本
普通の「地図帳」ではありません。
タイトルに「知図帳」とあるように「世界版」には世界の「歴史・文化」「政治・軍事」「社会」「産業・経済」「地理」の情報が載ったページが分厚い本の半分ぐらいをしめています。
その他最近読んだ本は
①買わない消費者に売る鉄則100(日経BPムック) ★★★★
②天才たちの流儀(テリー伊藤) ★★★
③全脳思考(神田昌典) ★★★
2009年10月10日土曜日
2009年10月9日金曜日
+J
知的ミーハーな当社のスタッフの皆さんはすでにチェックしてますよね・・・?
こういう新しいものの「現場」「現物」を肌で感じることって非常に重要だと思います。
そしてそれを見に行く時に「どんな商品だろうな~?」っていう疑問を持って見に行く人はまだまだ半人前です。
もう一歩踏み込んだ「自分の中の疑問・宿題」を事前にいくつか持っておいて、それを「確認(答え合わせ)」しに行くことが「マーケティング能力向上」の練習だと考えています。
ちなみに今回見に行く前の私の中の疑問・宿題は大きくくくると下記2点でした。
①ジルサンダーさんはどのレベル(素材、カッティング、質感等)でユニクロで自分の名前が出る商品をリリースすることに「GOサイン」出したのだろうか?
(どのレベルで妥協点を見出したのだろうか?)
②そのクソ高いであろうジルサンダーへのフィーを払ってでも「どれだけ安く良いものを」リリースする力が今のユニクロにあるのだろうか?
現物を見ての私の感想は
①この価格にしては物によってはかなり良いもの(お買い得感)もある
②ただしカッティングが重要なアウター以外の商品に「ジルサンダー」らしさは感じられない。
(これまでのユニクロとどう違うの?という商品も結構あるように感じた)
③意外にそれほど「売場」を作りこんでいない
こんな感じです。
どちらにせよ、なかなか高めの妥協点を見出したであろうジルサンダーと、ユニクロのリリース力(商品力)には脱帽ですね。
なにわともあれ「現物主義」の私は、とりあえずジャケットを買ってみました。
はっきりいって満足度数はかなり高いです。
価格は12900円でしたが、これを普通に「ユナイテッドアローズ」クラスの店頭で並べると「4~5万円」ぐらいでは売れるでしょうねというぐらいの出来です。
(発売開始後3,4日目でしが、すでに私のMサイズはほとんど在庫切れで、偶然見つけた一着でした)
ちなみに今年の秋・冬に関しては追加の入荷はないようです。
さすがのリスクヘッジ能力。
次のシーズンは大勝負してくるでしょう。
楽しみです。
『ジルサンダープチ情報』
ジルサンダーさん(人)はすでにジルサンダー(ブランド)にはおりません。
彼女は数年前にプラダグループに自分のブランド「ジルサンダー」を身売りしています。
最初のうちはデザイナーとして残っていましたが、プラダグループと折り合いが合わずに辞めています。
したがって今回のユニクロプロジェクトをはじめて知った時は「すごいあてつけだな~」と。
相当いい迷惑でしょうねブランド「ジルサンダー」は。
だってブランド「ジルサンダー」なら上記と同等のジャケットならゆうに20万円はくだらないぐらいのブランドですからね。
2009年10月4日日曜日
妄想力
今回は池袋と原宿で打ち合わせがあったのですが、出張はこれまでだいたい平日が多いので、久しぶりの「週末の都会」を味わいました。
いやーやっぱりびっくりするぐらい人が多いですね。
特に原宿は「H&M」「FOREVER21」あたりは、歩くことさえままならないぐらいの人ごみでした。
大学生活4年+社会人生活3年の計7年東京には住んでいたから免疫があるはずなのですが、人ごみに酔いそうになりました。
以前当社MD企画室のブログで
「当社GMの行くところに有名人あり」というぐらい、GMは有名人と遭遇します」と書かれています。
http://www.livinghouse.co.jp/md-blog/#/detail/7428700904410049901
これは確かに本当のことなのですが、有名人に遭遇する「特殊能力」を私が携えているからでは決してありません。
要は「観察力」の問題だと自覚しています。
私は道を歩いている時に「ボォーっと」は歩いていません。
それは「常に何か悩み事・考え事をしながら歩いている」という意味ではなく、常に風景から視覚で捉える「情報」を頭にインプットしながら歩いているということです。
わかりにくいと思うので、少し具体的に書きます。
道を歩いていると色々なものが目に付きますよね。
例えば「歩いている人」「お店」「看板」・・・。
それら視覚から入ってくるものを常に視覚だけで捉えずに、何でも「脳」とつなげて拾い上げています。
例えば、向こうからカップルが歩いてくるとします。
そうするとその視覚で捉えたものを脳に送り込んで
「こういう格好をしたカップルはいったいどういう仕事をしている人なんだろう?」
「なぜ女の子がおしゃれなのに、男の方はダサいのか?」
はたまたラーメン屋さんが目に付いたら
「こんなところにお店を構えて、家賃をペイできるだけの売上が本当にあるのか?」
「いまいち人が入っていない店だけど、ここの店主はちゃんとライバル店の調査してるのかな?FCへの入会とか検討していないのかな?」
といった感じの「妄想」をします。
この妄想する力「妄想力(すこしかっこよく言うと知的創造力)」はビジネスをする上で非常に重要な能力の1つだと私は考えています。
それを実施するには「観察」が必要です。
そういう習性が身についてしまっているので、町を歩いていてもどんなことでも目に入ってきたものは「脳で分解処理する」ことをしてしまいます。
話を「なぜ有名人によく会うのか」ということに戻すと、上記のことから私は歩いている人をかなり見ているのです。
それも「人一倍」ではなく「人三倍」ぐらい。
なので他の人よりも有名人に会った事実に「気づく」能力が長けているのです。
だから私ほど飛行機・新幹線に良く乗っている人は本当は同じ割合で有名人にあっているはずなのです。
「原宿・青山・六本木」に行けば、本当は皆さん同じ割合で有名人にあっているのです。
今回もまた原宿で有名人に会いました。
原宿のあるストリート系の服屋さんの前で4人組の「スケボー兄ちゃん軍団」がたむろっていました。
よくよくみるとそのうちの一人がTOKIOの「長瀬智也」でした。
「妄想力」を鍛えれば、こういう特典がついてきます!
これまでの最高の特典は、昨年ロンドンのホテルのバーで「ヒュー・ジャックマン」に遭遇したこと、いやいや「気づいたこと」です。
ハリウッド俳優との遭遇という非現実的すぎる光景に、思わず握手を求めてしまいましたが、いい年こいて。
2009年10月2日金曜日
私とゴルフ PART2
前回の続きです。
具体的に言うと、練習場は確実に平たんなところからボールを打っていますが、実際のゴルフ場では平たんなところで打てることは数少ないです。草がボウボウのところ(ラフといいます)にボールがあったり、バンカー(砂場)にボールがあったりと色々なケースがあります。
また実際のゴルフ場では「風」も吹いています。
したがってボールのある状況やその時の天気に応じて打つクラブを選択せねばなりません。
こういう「分析力」「判断力」がゴルフには必要不可欠です。
だからこそ、風やボールの状況を考慮して選んだクラブで打ったボールがビタッとグリーンにのった時の快感は何事にも替えがたいものがあります。
「自然」に勝ったのです。
次のもう一つ戦わねばならない敵、これは先の「自然」という敵より手ごわい敵です。
それは「自分」との闘いです。
つまり精神力が異常なほどに左右するスポーツなのです。
私もこれまで個人競技、団体競技問わず、子供の時から様々なスポーツを経験してきましたが、ゴルフほど精神が関係するスポーツはないと思います。
特にどういうことかというと「ミスをした時」の精神力の問題なのです。
ゴルフはドライバーで300ヤード飛ばした1打も、パターで打った50センチの1打も同じ1打です。
ということは、パターで50センチのパットをミスした時の「苛立ち」は半端ではありません。
「自分への怒り」を抑えないと次の1打にまた影響しますし、この苛立ちが数回続くと、苛立ちから「諦め」になってしまい、1打1打に集中ができなくなります。
「逆に力が抜けていいんじゃないか?」とも考えられるのですが、ゴルフはそんなに甘くはないです。
1打1打を集中して打たないと良い結果がでることはありません。
(一緒にゴルフに行くと、嫌なぐらいその人の性格がもろに出ます。)
あとは精神力と関係するのが「数字(スコア)」です。
例えば途中まで良い結果(スコア)が出ていたとします。
「あとの残りのホールを●打で終われれば良いスコアがでるな~」という皮算用をした時がTHE END。
数字を意識しはじめると、なぜだかプレーが乱れます。これはアマチュア、プロ問わずです。
(プロの試合でも、1位で最終ホールを迎えた人がプロでは考えられないミスを犯して優勝を逃すなんて
ことはしょっちゅうあります)
このことは販売業にもまったく同じことが言えますね。
接客中に「このままこのお客様が30万円買ってくれたら、目標達成まであと●●万円だな・・・」なんてことが頭をよぎると絶対にうまくいかないですよね。
とまあ今月は長々とゴルフについて書きましたが、一言でゴルフをたとえると「人生と同じ」といえると
思います。本当に山あり谷ありなのですが、絶対に「リカバリー」で失敗を取り戻せるのも、ゴルフと人生は同じです。
精神も鍛えられて、体にも良くて(1回ゴルフを回ると10キロ歩いたことになります)、仕事でも使えて、年老いても長くできるゴルフは本当におすすめです。
(今やゴルフ合コンなんてものが行われている時代ですからね。女性のプレー人口も急激に増えています)